中小企業診断士の村松といいます。この度中小企業情報化塾(通称”中情塾”)を開講しました。
この塾はオンライン上での情報交換・相談を通して、生産性向上につながる情報化を支援しようというものです。

世はDX(デジタルトランスフォーメーション)花盛りですが、長年システムインテグレーターとして多くのお客様の情報化を支援させていただくなかで、情報化はしたけれどかえって手間が増えたとか、生産性向上にはつながらない情報化のなんと多いことかと感じています。
日本の情報化の多くが”情報化”することが目的になっていたり、作業効率化を目的としているケースが多くあります。

情報化は目的ではありません。また、作業効率化は結局、全体としてやることが変わるわけではなく、人手が少なくなったり、スピードが速くなったりという効果であり、イノベーションとは言えません。効率化を否定するつもりは全くありませんが、情報化のコストと効果が見合わないと感じています。

私は、情報化の最大の効果は”見える化”だと思っています。多くのビジネスマンはPDCA(Plan,Do,Check,Action)が、いわゆる業務改善のポイントであることを知っています。世の多くのイノベージョンは、画期的なアイデアと高速PDCAの組み合わせであることも知られていると思います。しかし、PlanとDoは進むのですが、Checkがなかなか難しいのです。それは数字で定量的に見える化することが難しいケースが多いことが要因です。”情報化”とは、この”Doの結果を数値化して見える化し、高速PDCAを実現する”ことで、生産性向上をめざすのが一つの目的だと思っています。

また、画期的なアイデアは、現実を見つめ、比べることによってそのヒントが生まれます。数値化によって、”比べる”ことが行いやすくなり、イノベーションの誘発を促すというのがもう一つの”情報化”の効果だと私は考えています。

逆に言えば、そこまで考えて”情報化”を行わないと、なかなか成果が見えにくいということになり、”成果に結び付かない情報化にそんなにコストはかけられない”になってしまうのではないでしょうか?
わたしはこの塾を通じて、”真の生産性につながる情報化とは”を具体的な実例を積み上げ、それに至るプロセスを広めることで、中小企業の活性化に寄与できればと考えています。

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